最も施主の意向を反映した住宅

草木が生い茂る庭を眺めながら本が読める書斎、気兼ねなく楽器が演奏できる防音室、ペットと遊べる部屋など、あったら嬉しい家の好みに制限はありませんよね。予算の制約がなければ、施主の意向を最も反映できる住宅のタイプがフルオーダー住宅です。設計事務所に頼めば、施主が発想できないような外壁や内装などのデザインも提案してくれます。公共交通機関の駅に近かったり、買い物の利便性が高いエリア、自然豊かな田舎、子育て支援や手厚い介護が受けられる地方など土地選びも自由です。子供と一緒にいる時期、子供が独立して夫婦だけになる時期、高齢者になる時期などライフスタイルの変化を見越した間取りや設備も自由に選べるのが特徴です。

自分好みもバランスを考えて

フルオーダー住宅の自分好み実現が、後悔の原因になることがあるので注意してくださいね。施主の家族それぞれの好みを最優先にした結果、順位の低かった間取りや設備に問題があることが完成してすぐ表面化することがあります。例えば順位が低かったためリビング近くに追いやられたトイレの配置を来客があるたびに後悔するようになったり、子供の自分好みの空間はその独立と同時に高齢夫婦には使わない空間になってしまうことがあるのです。したがって、子供がまだ小さいなら、ライフスタイルの変化を考慮して可変性のある間取りと設備を設け、自分好みもバランスをとる必要があります。フルオーダー住宅の自分好み実現の無限の可能性と、バランスをとる必要性を考慮して夢のマイホームを建ててみてください。